目次
はじめに
今回はアイアン帯もしくはブロンズ帯で勝てない人を対象とした、
確実にこのランク帯から抜け出す方法を一から解説していきます。
本記事を見るにあたって以下の事を守って頂ければと思います。
確実に守って頂きたい事項
- 味方のせいで抜け出せないという考えを捨てる
- 各行程を雑に済まさない
- 自己流でやってる部分を減らす
- プライドを一旦捨てる
- 固定概念を消し去る
- 客観的な目線を大事に
- 周辺機器は最低限揃える
- 飛ばさないで一つ一つ確認していきましょう
以上の事を守れば必ず抜け出せますよ!!!
以上の点を守れる方でないと抜け出せる保証はできません。
筆者も可能な限り寄り添って解説する事を心がけて参りますので、
確実に抜け出したいという方はぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
※お願い
・敢えて強めの表現をしている箇所が所々あります。
・専門用語はできる限り避けて解説しています(用いる場合は説明有)
結果的に「読者様の目標」が叶えられればそれに越した事はないですので、
どうか筆者に対してヘイトを向けてご対処くださいm(__)m
それではさっそく解説に入っていきます!
PCの周辺環境が一般的な環境から逸脱していないか(重要)
「ゲーム外から見直す必要があるの?」と思う方は正直特に実践するべき項目です。
アイアン帯やブロンズ帯の方にPC環境を尋ねてみると、
「一般的なFPSプレイヤーのPC環境とかけ離れてしまっている」
といった事が多いのが特に実践すべきと思う理由の一つです。
以下に該当する可能性がある方は要注意です。
- FPSをプレイする際における自身のPCの周辺環境が、世間的には標準なものだと思っている
- これまでPCの周辺環境に気を配ったことがない
- ゲーム内の感度が合ってないからエイムが悪いと考えてしまっている(固定概念注意報)
PC環境が整っていない事は、
上手くなる以前に
一般的なFPSプレイヤーの土俵にすら立てていない状態です。
これは問題ですよね...
思っている以上にゲーム外の環境を整えることは大切だという事をまず認識しましょう。
一般的なゲーム環境
それでは一般的なFPSプレイヤーのゲーム環境を紹介していきますので、
自身と認識が異なる箇所がないか確認していきましょう。
マウス
まずはマウスについて、
10台以上マウスを持っているなんて方も見られ、「マウス沼」とも言われれるくらいマウス選びに苦労する方も多いです。
それほどマウス選びには熟考します。
PCのFPSプレイヤーであれば誰しもが通る道と言われてます。
沼と言われる主な要因としては以下が挙げられます。
ポイント
- マウスの持ち方が人によって違う
- 手の大きさが違う
- 指の長さや手へのフィット感が人によって違う
ここで挙げた「持ち方」にも種類がしっかりとあります。
大まかに三種類。
マウス選びに悩む方はマウスの持ち方にもしっかりと気を配っています。
マウスの持ち方3種
- つまみ持ち
- つかみ持ち
- かぶせ持ち
特に、「え、マウスの持ち方に気を配る必要があるの!?」と思った方は
持ち方が要因で思うようにマウスが動かせていない可能性があります。
後ほど紹介するのでそちらを必ずご覧ください。
最低限ここら辺の持ち方を把握したうえで、
「持ち方」に合ったマウス選び ⇒ 「手の大きさ」や「フィット感」に配慮したマウス選び
といった手順を踏むことができます。
補足:2000円くらいのゲーミングマウスでも低ランク帯は抜け出せます。この段階ではあくまでも思った通りにマウスを動かせるかという点に重点を置きましょう。また、必ずゲームに特化したマウスを選びましょう
キーボード
こちらは低ランク帯を抜け出すという点に要点を置くと優先度は下がります。
3000円くらいの安いゲーミングキーボードでも特に問題なく抜け出せます。
ただし、一つ確認して欲しい点があります。⇩
キーの同時押しに対応しているキーボードであるか確認しましょう
「ゲーミングキーボード」はキーの同時押しに対応しているため、
ゲーミングと謳っているキーボードであれば問題ないと思います。
そうでない「一般的なキーボード」の場合、
複数キーの同時押しが認識されない可能性があります
FPSをやるにおいてキーの同時押しは多用するのでかなり致命的です。
念のため見直しておきましょう。
※ランクが上がるようになったら以下のようなものを選ぶと尚良いです。
より良いキーボード選定について
- キーボードの軸や押した時の感覚
- 必要に応じてテンキーレスタイプの物
- 応答速度等に配慮したもの
- アクチュエーションポイントを細かく設定できるもの(より強くなりたい方はぜひ調べてください!)
※追記 2023.7月(現)
迷ったらこれ、デバイス界隈を盛り上げている注目のキーボード⇩
人気過ぎて在庫切れになっている可能性があります。
⇩キーボードに関してはAmazonリンクを貼っていますが、公式サイトから購入をお勧めします。(海外サイト)
海外からの輸送になるため到着までに時間がかかります。
こちらも海外からの輸送になります。
少し触れただけでキーが反応するレベルになるため、
通常のキー操作に慣れている人は体感できるほどストッピングしやすくなります。
ただし、キーボードを触り始めて間もない初心者の方にはかなり癖が強いと感じる可能性があるため要注意
それ程までにこれらのキーボードの性能は半端ないです。時代の進化を感じています。
マウスパッド
マウスパッドを使わないPCのFPSプレイヤーは自身の周りでは聞いたことがないです。
そのくらい必須級です。
マウスパッドがある事でスムーズにマウスを動かすことができ、
かつ精密に相手の頭へと照準を合わせることができます。
ポイント
本ゲームは精密にエイムを合わせることが何より大切です。
マウスパッドがないとプロでも精密にエイムを合わせることは難しいでしょう。
こちらは最低限必要なアイテムですので同じ土俵に立つために必ず揃えましょう。
競技シーンでマウスパッドを敷いていない人は誰もいない
というのが一番説得力になりますかね。
現状確認してほしい点
- マウスパッドが小さすぎないか
- ゲーミングに特化したマウスパッドか
「縦30cm以上横40cm以上」が最低限のラインでしょうか。
これ以下の方は大きめのマウスパッドの購入をぜひ検討してみてください。
補足
「オフィス用のマウスパッド」であると精密なマウス動作に配慮する必要性が低いため
ゲーミングに特化したマウスパッドと比較するとどうしても「精密性」に欠けてしまいます。
こちらも買い替えを検討するべき事案になります。
どれがいいか分からないという方は以下2点が非常に「人気・知名度」共にありますうえ、
私自身も実際に買っていてどちらも満足度が高かったので心の底からお勧めできます。
私はこちらの Zowie「G-SR」を何年も使ってます!おすすめです。
椅子・机
精密なエイムができるかどうかに大きく影響してくるかなり重要な部分です。
正直アイアン帯やブロンズ帯で沼ってしまっている方は、
椅子と机の高さ調整がしっかりしていない方が多い印象です。
スポーツにおいても
「正しいフォームで行わないと根本的に100%の力が発揮できない」ですよね。
それと一緒でFPSも正しい姿勢(フォーム)でやれば自身の力を存分に発揮できます。
正しい姿勢ができてない人は、繰り返しますが同じ土俵にすら立てていないのです。
では、「FPSにおける正しい姿勢」とは何か。
後ほど別途解説いたしますが、ここでも解説が必要だと思うので念のためしておきましょう。
まずは「正しい姿勢」の例です。
が、良い写真が見つからなかったので上半身が写真のようになる形が正しい姿勢と思ってください。
上半身はそのまま、下半身は座っている状態だと思ってくださいm(__)m
分かり辛い形となってしまい申し訳ありません...
正しい姿勢
対して下が間違った姿勢の例です。
間違った姿勢
椅子が低すぎる
腕を伸ばし過ぎている
ここで、記事をご覧になっていらっしゃる方に質問です。
Question
正しい姿勢と間違った姿勢とでどちらが「FPS」をプレイしやすいと思いますか??
FPSは素早く正確に敵に照準を合わし、
そこからさらに繊細にマウスをコントロールする必要があるゲームです。
- 椅子が低すぎる場合
椅子が机に対して低いとこのような状態となりますよね。
しかし、この状態だとマウスを大きく振ることができないですし、
指先でマウスを動かさなければなりません。
この状態でFPSをするのはかなり困難です。
あまり繊細さが必要のないゲーム、
感度が高めであっても問題ないゲーム性のゲームであれば問題ないと思います。
- 腕を伸ばし過ぎている状態について
やってみると分かりますが繊細な動作をする事が大事なのにそれとは程遠く感じると思います。
上手いプレイヤーの視点の動かし方を肘を伸ばした状態でやってみようとすると分かります。
腕の「可動域」や「支点」の問題でかなり困難ですね。
正しい姿勢でマウス操作をすると、
思う場所にマウスが動かせてかなり快適なことがわかると思います。
たまーーーーーに特殊な体勢でプレイするプロプレイヤーの方もいらっしゃいますが、
少なくともプロではないため、
標準的な姿勢でゲームプレイをすることを心がけましょう。
人によってはこれが上達へのカギとなるかもしれません。
購入できる方はゲーミングチェアがおすすめです。
高さ調整がしやすく普段使いも快適です。
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更にこの椅子に⇩の低反発クッションを敷いています。
腰への負担がかなり減るため疲れにくく、非常にお勧めです。
ヘッドフォン
低ランク帯の方の動画を拝見させていただくと、
敵の足音が聞こえているのに見当違いな方向を向いてしまっている方が多くみられます。
FPSにおいて、
足音は相手の位置を把握する大事な手がかりです。
相手が自分の位置を分かっていない状態において、こちら側では相手の足音が聞こえているため「一方的に」相手の位置が把握できている。
足音を聞き逃すという事はこれほど有利な場面を逃してしまっていることになります。
少なくともスピーカーでやっている方は今すぐイヤフォンか安い3000円程度のヘッドフォンでもよいので購入することを推奨いたします。
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筆者はこれまでいくつかヘッドフォンを購入してきましたが、
「迷ったらとりあえずこれで問題ない」と断言できるくらいには高品質な商品です!
モニター
モニターのサイズは適切ですか?
一般的なモニターのサイズは23~24インチです
モニターサイズが大きすぎると様々なデメリットが表面化してきます。
モニターが大きすぎる事によるデメリット
- 画面端に敵が映っているのに画面が大きいがために敵を見落とす
- 目線を動かす距離が増えるため反応速度が大幅に下がる
- 上記が起因して撃ち合いの勝率が低下
その他様々な悪影響があります。
「映画鑑賞」や「テレビ」として扱うには大きいモニターであるに越した事はないですが、
FPSをやる際には大きすぎることが「デメリット」となる事の方が余りに多いためお勧めできません。
費用は掛かってしまいますが、
ポイント
必ず標準的なモニターのサイズでプレイするようにしましょう。
リフレッシュレートがわかる方向けに話すと、
60Hzでも低ランク帯は余裕で抜け出せます。
ただし、Hzが高いに越した事は無いため120Hz以上のゲーミングモニターの購入をお勧めいたします。
※購入後はリフレッシュレートの設定をお忘れなく!でないと初期設定の低い数値のままですのでお金を掛けた意味が無くなってしまいます...
また、モニターと顔の間の距離も大切です。
FPSにおける適切な距離は「50cm~60cm」程度開けると良いとの事です。
私自身も初めはそれくらいが適切だと考えています。
80cm以上離れている方は一度距離が適切かどうか検討するべきですね。
ただし、プロプレイヤーを参考にするのはまだ先の段階です。
基本を覚える前に20cmとかを真似してしまうと敵の動きが早く見えてしまうため、
上達にかえって時間がかかってしまう事が考えられます。
標準的な距離(基本)を大事にしましょう。
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⇩360Hzモニター これを買えばもうメインモニターを買い替える必要はありません。確実に撃ち合いの勝率は上がるでしょう。
まとめ
まとめです。どれも優先度としては非常に高いため、優先度「大」の一段階上を「極」で表してます(笑)
- 優先度「極」
- マウスはゲームに特化した物を選び、安くてもいいので自分の手に合った動かしやすいマウスを使う事
- マウスパッドは絶対必須。ゲームに特化した物を選び、大きさが小さすぎる物は使わない
- 椅子と机は例に挙げた正しい姿勢でFPSができる物を必ず選ぶ
- モニターは23~24インチのものを選ぶ。可能ならHzの高いゲーミングモニターを
- 優先度「大」
- キーボードは安くて良いが、キーの同時押しに対応しているゲーミングキーボードを選ぶこと
- スピーカーはダメ。足音を聞き逃さない物を選ぶ
以上の環境を整えることが最低限必須です。
決して適当に済ませないでください。でないと上がれる保証はできません。
慣れているFPSプレイヤーはここら辺は当たり前に気を使っているという事を念頭に置いておきましょう。
マウスの持ち方を見直す(重要)
先ほど紹介しましたが、マウスの持ち方はゲーム全体のプレイに大きく影響してきます。
私は数年前までは「つまみ持ち」という持ち方をしていましたが、
矯正して今では完全に「かぶせ持ち」になっています。
では、これら持ち方のメリットデメリットを簡単にご紹介しておきます。
※持ち方については各自で調べていただいた方がより詳細に解説されていますので、
ここでは重要な部分のみ紹介してます。ご了承ください。
また、以下より下の名称に置き換えて解説していきます。
用語
- マウスの感度
- 低め・・・ローセンシ
- 中くらい・・・ミドルセンシ
- 高め・・・ハイセンシ
持ち方別のメリットデメリット
つまみ持ち
メリット
- 指先での微調整がしやすい
- 手全体を浮かせるためマウスパッドと触れない
- ハイセンシの場合においても微調整しやすい(指先での調整が基本なため)
デメリット
- 接する面が少なく支点が少ないため安定感に欠ける
- 手全体を浮かせているため疲れやすい
- 実質的な可動範囲が狭いためマウスを大きく動かしてしまうと敵に照準を合わせにくい(ローセンシには不向き)
つかみ持ち
メリット
- 指先での微調整がしやすい(つまみ持ちよりはし辛い)
- 支点が多い
- クリックしやすい
デメリット
- ミスクリックが多くなりがち
- マウスを大きく動かした際かぶせ持ちよりは安定感に欠ける(ミドルセンシ向き)
かぶせ持ち
メリット
- 触れる面が多く支点が非常に多いため安定感がある
- 日によって持ち方のブレが少なく決まった姿勢を確立できる
- マウスを大きく動かしても安定感がある(ローセンシ向き)
デメリット
- 手汗の影響が出やすい
- 指先を使って微調整がやり辛い(ハイセンシは不向き)
- マウスによってはかぶせ持ちがかなりやり辛い
- マウスパッドに腕が常に触れるため摩擦の影響がある(ゲーミング用のマウスパッドが必須)
これを機にマウスの持ち方と真剣に向き合ってみましょう。
脅し文句になってしまいますが、
適当に済ませてしまうと本来行けるランク帯まで行けなくなってしまうため、
しっかりと自身に適した持ち方を考えましょう。
上手い人のプレイを見て自分のプレイを見つめ直す『必見』
PCの周辺環境とマウスの持ち方は改善されましたでしょうか?
続いては感度を見直していきたい所ですが、
まずは自分のプレイを見直して理想形がどういうものかを大体でもよいので把握しておきましょう。
事前に理想形を把握しておかないと、自身の中での理想がブロンズ帯すら抜け出せないものである可能性があるからです。
ではどうやって見直すか。
それは、表題の通り上位のプレイヤーのプレイと自分のプレイを比較する事で自分のプレイを客観的に見つめ直します。
ポイント
自分のプレイが上位のプレイヤーとどれほど異なっているかを自覚する事が何より大切です。
言ってしまうと、下位のランク帯での観戦画面で見ている世界と上位の世界とは全くの別物なので、
勝手に自分の中で上達の上限ラインを下げてしまっている可能性があります。
そのため、プレイングの差を客観的に判断する必要あります。
前置きが長くなりました。読んでくださった方は大変ありがとうございます。
それでは本題に。内容としては、以下の動画内容と自分のプレイを比較するというものです。
yay選手はOpTic Gaming所属(将来的に移籍する可能性有)の世界的に有名なエース級プレイヤーです。
「視点移動」や「プリエイム」と呼ばれるものが非常に綺麗なことで有名な選手なのでまさに理想のプレイと考えてよいでしょう。
まずは、上記の動画と自分のプレイ動画を比較しながら見れる環境を作りましょう。
...作れましたでしょうか?
それでは、まずは視点の動かし方に重点を置いて自分のプレイとどこが違うか可能な限り挙げてみましょう。
メモ帳などに箇条書きで書いておくと良いと思います。
視点の動かし方を比較する
ここでは私の方で例を挙げておきます。
- 視点が床を向いていない
- 体を出すタイミングで敵の頭の位置に常に照準が合っている
- 視点の動かし方がスムーズ
- 無駄な視点移動がない
以上の点に気づけましたでしょうか。気づいている方は素晴らしいですが、
実はPC周辺環境やマウスの持ち方を見直したのはこれら視点移動を可能な限りやりやすくすることに繋がっています。
自分のプレイとの違いに気づければここではOKです👍
これを理想形として覚えておきましょう。
アビリティの使い方やアビリティへの対応を比較する
続いてアビリティの使い方とアビリティへの対応に重点を置いて考えてみましょう。
ポイント
- 射線を切った状態(体を隠した状態)でアビリティを使っている
- 自分だけでなく味方に合わせてアビリティを使っている
- アビリティ一つ一つが自分に有利に働くように無駄なく使っている
- アビリティを惜しみなく使っている
- 敵の索敵スキルに対して冷静に対応している
- アビリティの軌道をしっかり見ている
ざっとですが挙げてみました。
皆さんは体を出した状態でアビリティを使っていませんでしたか?アビリティを最後まで一つも使わずに終わったりしていませんでしたか?
繰り返しますが自分のプレイとの違いに気づけばOKです👍
アビリティは武器に比べても全然安いですし、アビリティを出し渋って負けるよりは使って勝率を高めた方が断然良いです。
固定概念があったという方は、今後はその考え方を捨て去ることできっと成長できると思いますよ!
その他異なる点を見つけてみましょう
これら以外にも違いが見つかった方は非常に良いです。改めてざっと挙げだしてみましょう。
yayだけでなく味方のプレイについて言及しても構いません。
ポイント
- アビリティで射線をしっかり切っている
- スモークがもっこりしていない(もっこりモクは後程説明)
- 状況判断が速い
- 無駄な動作が少ない
- マップをこまめに見ている
- 数発で敵を倒している
- 基本的に止まって撃っている
- 反動を抑えて撃っている
- 敵のHPが少ない報告がない限り初弾から頭を狙って撃っている
- ジャンプしながら一瞬体を出す事でスナイパー対策をしている
- ナイフを構えて死ぬことがない
- リロード中に顔を出さない
- 横移動を多用して体を出している
- 硬直がある場合はしっかり体を隠している
- 敵の位置を大まかに把握している
- 有利ポジションで撃ち合う事を意識している
- 味方と同じ場所を同時に見ていない(背中を預けてる状態)
..いっぱいありますね。
可能な限り沢山挙げだしてみましょう。
少なくともここで自分で挙げだせた点は現状修正する必要がある箇所になります。
その他気づけなかったけど言われてみれば確かにそうだ。と思う点も直さなければ理想形に近づくことができません。
ただし、ここで気づくことができたというのは大きな進歩です。
挙げだした点を踏まえて次のステップへと進んでいきましょう。
感度を見直す
初心者にありがちなのが、ハイセンシどころか
ハイパーウルトラハイセンシでやってしまっている人を良く見かけます。
私自身も幼いころはそれに気づかずハイパーウルトラハイセンシでやってました(笑)
ポイント
もし、かなりのハイセンシでしばらくアイアン帯やブロンズ帯から抜け出せていないという方は、
前のステップで確認した綺麗な視点移動というのが100%できていないと断言できます。
後ほどハイセンシのデメリットについて説明しますが、
まずはそのハイセンシに該当するか否かを確認していきましょう。
最初にedpiという数値を確認していきます。
edpiを見ることでハイセンシに該当するかどうか確認することができます。
edpiの計算式は下の通りです
マウスのdpi×ゲーム内感度 = edpi
ローセンシ | ミドルセンシ | ハイセンシ | |
---|---|---|---|
edpi | 200以下 | 201~299 | 300以上 |
振り向き | 30cm以上 | 約23cm~29cm | 22cm以下 |
私はdpi800のゲーム内感度0.31なので 800×0.31 = 248 という事でミドルセンシですね
いかかだったでしょうか?300を大幅に超えていた場合は
一般的ではないため、必ず感度を見直しましょう。
参考までに直近の世界大会のedpi平均は272だそうです。
さて、確認できたところで「ハイセンシ」のデメリットをご紹介しておきます。
ハイセンシのデメリット
- 細かい微調整が難しい
- 繊細に扱えないと相手に弾が当たらない
- その日の体調によって調子が大きくブレる
- 湿度の変化など外的環境によっても調子が左右される
ここで挙げた細かい微調整が難しいという点を特に重要視して頂きたいです。
ここから少し強めの表現注意です。
料理とかもある程度上達してきてから繊細な作業を踏めるようになるのと同じように、
ある程度マウスの扱い方が上達してからでないと細かな微調整ってできないですよね。
以下に2点に該当する人は要注意
- ハイセンシ
- しばらくアイアンやブロンズ帯を抜け出せていない
まだマウスの扱い方が未熟な状態でかなり高度なことをしてることと同じです。
私はこれに気づいてローセンシに矯正しました。
それからは安定してエイムができるようになり、少しずつ感度も上がっていき、ミドルセンシも扱えるようになりました。
何事も段階を踏むという事は大切です。
初めからかなりハードルの高い事をしているという自覚を持てば現状から抜け出せる一歩に繋がるかもしれません。
ここは、過去の私のように「プライド」を捨てて感度を見直してみてはいかがでしょうか。
ただし、感度を見直す以前に
これまで紹介したことができていなければ意味は薄れてしまいます。
こちらもぜひ段階を踏んで少しずつ改善していきましょう!
感度調整の方法は評価の高い↓動画のやり方が非常におすすめです(ここでは割愛)
ハイセンシについて
ハイセンシのプロプレイヤーは割合的には少ないですがそれなりの数はいます。
ですが、ハイセンシは相当なセンスがない限り扱う事は難しいです。
厳しい言い方になりますが、低ランク帯から抜け出せていない状態で扱うものではないですね...
仮にPCの周辺環境を整えたうえでハイセンシでプレイして理想的な視点移動に近づければ、
私としてもハイセンシはやめた方がいいとは断言できません。
最終的な判断は自身でする必要があります。
ぜひ感度について一度深く考えてみる時間を取ってみましょう。
ストッピングの重要性を確実に理解する
本作、止まって撃たないと照準通りに弾が飛んでくれません。
そのため、遠距離で走り撃ちなんてしてしまうと悲惨なことになってしまいます。
頭一発で倒せるのに全弾撃っても倒せない。となると落ち着いて止まって撃った方が全然早く敵を倒せますよね。
厳しいようですが、
5発で5人倒せるゲームで全弾撃っても1人も倒せないというのは明らかに問題視するべき事です。
ポイント
敵を見つけたら一度止まり、ゆっくりでもいいので頭を初弾から狙う心意気で狙っていきましょう。
この動作を徐々に早くしていけばいいんです。初めはゆっくりで問題ないです。
これができることが何よりも大切なのでぜひ習得していきましょう。
ちなみに、飛びながら銃を撃つとなるともはや運ゲーですね(笑)
コンペでやってしまうとトロールと思われてしまうかもしれません...
間隔を空けて撃つ重要性
ストッピング以外の仕様として、
間隔を空けて撃たないと照準通りに飛ばない仕様が存在します。
以下の動画をご覧ください。
連射するとかなり弾がブレてしまっていることが分かります。
これだと距離が離れると当たる確率は限りなく低くなっちゃいますよね。
また、間隔を空けて撃っていても少しでも間隔が短い場合はブレが起きてしまっている事も確認できます。
ですので、
ポイント
適切な間隔で銃を撃たないと弾が照準通りに飛びません。
ピストルは特に胴体のダメージが低いため、頭を狙って倒す必要があります。
ちなみに、頭を狙えばクラッシックでも2発で倒せます。
初心者にありがちな点として、
ピストル(フレンジーとショーティ以外)を連射して撃ってしまっており、
「照準は頭にあっていても弾が見当違いな方向に飛んでしまっている」という事がよくみられます。
このゲーム、理想としてSG(ショットガン)やオペレーター以外は頭を初弾から狙うゲームです。※マーシャルは例外有
特に、一発の威力が低いピストルは頭を狙う必要があります。
繰り返しますが落ち着いて頭を狙う練習、それに加えて間隔を空けて銃を撃つ練習も必要です。
間隔を空けて撃つべき場面で連射してしまっているという方は、
ランクが上がるにつれ撃ち合いで負ける確率が増えてきてしまいます。
ぜひこれらの練習をして撃ち合いに強くなりましょう!
ヘッドラインの重要性
上手い人の動画を見た方は分かると思いますが、
殆どの状況において敵の頭の位置を意識して照準を置いています。
ご覧の皆さんは敵の頭の位置を意識していますか?
極端な話、足に照準があっていると、そこから頭の位置まで照準を動かす時間がその分長くなってしまいます。
上手くなってくるとその時間の間に頭を抜かれて倒されます。
また、頭の位置に置いていればあまり照準を動かさずに頭を抜いて倒せます。
メリットばかりです。
自分の視点と上手い人の視点を比較して頭の意識ができているか
いま一度確認してみましょう。
射線管理の重要性
ポイント
リロードしてる間に体を出していませんか?
アビリティを構えながら体を出していませんか?
細かいですが射線管理が少しでも甘いと倒されてしまいます。
上手い人は細かい動きの中でも無意識に射線を意識して動いています。
わずかな動きでも射線を意識して丁寧に立ち回りましょう。
また、
少しでも体の出し方が甘いと頭一発抜かれて倒されてしまうゲーム
という事を再認識していただき
隙のあるタイミングは体を隠し、無防備な状態で体を出さないという事を徹底しましょう。
クリアリング
マップの回数をこなしていない内はマップ理解度が低いため、
クリアリングミスでやられることは許されます。
ですが、十回以上やって角待ちを警戒せずに背中をとられてやられてしまう事が多い方は
クリアリングが疎かになっている事が考えられます。
ポイント
初めのうちは丁寧にクリアリングをしながら進んでいく事を意識しましょう。
状況によっては、プロは割り切ってクリアリングをしない場合もあります。
ですが、現状ではしっかりと段階を踏んで上達するためにも丁寧にクリアリングをして行くようにしましょう。
敵の位置を把握する
アイアン帯やブロンズ帯の方の配信を見ると、
敵の位置がマップに映っているため敵の位置が把握できているはずが、
それに気づいているのは視聴者だけといったことが多くみられます。
このゲームは情報戦でもあります。
その情報がマップから手に入るのであれば、
それを見逃すといったことは勝利に繋がる情報を自ら手放している事になります。
ランクが上に行くとマップの情報を見逃す場合は殆どありません。
ラウンドによっては3、4割の時間マップを眺めているなんてこともあります。
ご覧の皆さんはどうでしょうか?
マップをチラ見する意識はできていますでしょうか。
もしできていないという方はマップから敵の情報を把握し、
戦闘を有利に運ぶという事の重要性を実際に意識することでぜひ確認してみてください。
前述していますが、
マップからの情報をかなり見逃しているかもしれない...
という方でモニターのサイズが大きい方は
モニターサイズが大きい事によりマップが視界に入らないので、チラ見する意識が低下している可能性があります。
リロードの頻度を見直す
俗に言われる「リロード癖」についてです。
上のランク帯に行くと
敵の位置が把握しきれていない状況で敵を倒した後すぐリロードする人はいません。
せっかくとれる連続キルの機会を失ってしまう事になります。
「癖」なので解消するまで時間を要すると思いますが、
意識し続けて試合を続けることで必ず解消する事ができます。
根気強く直していきましょう。
アビリティ使用時の自分を見直す
先ほど一部話に出ましたが、
ポイント
アビリティを構えながら体を出していませんか?
雑にアビリティを使っていませんか?
アビリティ使用時には隙が生まれます。
上手い人ほど細かい動きに気を使っています。
ぜひ自身の動きを見直してみましょう。
また、アビリティは安い値段で戦況を変える力を持っています。
それを雑に使ってしまってはただの無駄遣いになってしまいます。
これについても客観的な目線で、
今一度アビリティ使用時の姿を思い返してみましょう。
Buyを味方に合わせる意識
味方のマネーを見て全員がどの程度の武器を購入できるか判断して
買うラウンド(バイラウンド)とするか、節約するラウンド(エコラウンド)とするか、
ご覧の皆さんは当たり前のように上記の事ができていますでしょうか。
これら判断して武器を購入する事が一般的です。
味方が誰も強い武器買えない時に
ヴァンダル、ファントム、オーディン、オペレーター等を一人で買っていませんか?
⇧は「ヒーローズバイ」といってエイムが強い人に希望を託して一人が無理買いする事を指します。
買えるラウンドなのに一人だけ弱い武器で戦っていたりしませんか?
これは味方は勝ちに行っているのに一人だけ勝とうとする意識がない。
とみなされてしまってもしょうがない事案です。
大丈夫でしたでしょうか?
もし「意識できてなかったかも」という方は
これを機にマネーシステムを動画や記事等でぜひ座学しましょう!
スモークを膨らませない
「もっこりスモーク」「もっこりモク」と言われています。
一部意図的にすると有効な場所もありますが、
基本的にはこれをやってしまうと敵に有利なスモークとなってしまいます。
上位ランク帯に行くほど炊くべき箇所には綺麗にモクが炊かれています。
丁寧に使う事を意識しましょう。
VCを効果的に使う
挨拶、礼儀は大切です。これは間違いないです。
ですが、仮にラウンド中敵にやられて「すまん」「申し訳ない」
とつい謝りがちですが、
味方からしたら「敵の位置情報だけ」を簡潔に言ってくれた方が
頭に情報が入ってきやすくなるので助かりますよね。
癖がついてるかも?という方へ
初めのうちは「謝った後敵の位置を言う」
これでもよいので、必ず味方に有利な情報を簡潔に最後に付け足す事を意識するようにしましょう。
そして、「最終的には簡潔に味方に有利な情報」のみを伝えられるようになりましょう。
非常に長いため、全てを読んでいただくという事は難しいと思っています。
ですが、どうしても抜け出したいといった方には必ず役立つ情報をまとめております。
段階を踏んで少しずつこれらの知識を身に着けていっていただければと思います。
ナイフ癖をなくす
例として、敵を一人倒しました。しかし、他の敵の位置は確定できていません。
そんな状態で敵を倒してすぐナイフを構えるボタンを押してしまう。➡すぐ近くにいた敵が出てくる➡慌てて武器を構える➡倒される
あまりにも勿体ないです。これであればずっと武器を構えていた方がマシですね。
ナイフと武器を小まめに切り替えたりしていませんか?
上手い人の動画を見てみましょう。
敵の位置を把握してナイフを持っても安全な場所ではナイフを持って早めに移動はしていますが、
敵の位置が確定していない状態ではしっかり武器を構えていますよね。
ナイフ癖がある限りは上位帯には行けないです。ナイフ癖がある事をまず自覚することが大切です。
もし癖がついてしまっている方は意識的に直していきましょう!